その92 【ドイツの音楽事務所へオーディション旅行・寄り道編】

時期:2006年11月21〜24日                                          執筆日:2010年02月08日
フーガー音楽事務所のオーディションが2006年11月21日、次のミュンヘンでのオーディションが27日。時期が近いということで、南の方に来たついで に友達の家に遊びに行くことにしました。

今回はカールスルーエにいる、日本のエリザベト音楽大学で一緒だったギターのガイチこと、上垣内(かみがいち)の家にころがりこむことになってい た・・・・のですが、彼の方に予定が入り、すぐに家にいくことができなくなったのでした。というわけで、今いるバート・クロイツナハからカールスルーエに 行くときの電車の乗り継ぎ場所、フランクフルトで3日間ほど過ごすことにしました。

ここは言わずもながのドイツの大都市のひとつ。とりあえず駅前にあった安いユースのようなところに宿をとり、ぷらりと外に晩御飯を食べに行きまし た。今回はドイツのガイドブックを持っていってたので、そこに載っていた日本料理屋に行ってみることにしました。その名も「ひげ松」!
大将は日本人で、気さくで料理も美味しかったです。

フランクフルトにはあの文豪ゲーテが住んでいた家があり、今では公開してあり一般の観光客も家の中を見て回れます。いやぁ、素晴らしい。豪華絢 爛。小説に出てくる人物の絵画だとか、それとは関係なくモネの絵だとか。当時執筆時に使っていた立ち机とか、伝説の人物が実在したって感覚に浸りました。

次の日はフランクフルトの大聖堂を見、クリスマス市をチラ見し、ユダヤ博物館を見ました。ここではユダヤ人がドイツ人にどのようにあつかわれてい たかも見ることができ、ユダヤ人の生活、歴史、迫害の記録などを知ることができました。ドイツとユダヤ人って歴史的に見て切っても切れない縁ですよね。い い勉強になりました。

24日になり、昼のガイチとの待ち合わせのために宿を出て、ドイツ鉄道に乗ってカールスルーエに向かったのでした。

つづく


写真一枚目はフランクフルトの日本料理屋「ひげ松」
二枚目は街中に立つゲーテの像。高層ビルの前にて風情無し
三枚目はゲーテが執筆時に使っていた机


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