その39 【ミュンスター音大卒業試験編】

時期:2003年11月05日                                               執筆日:2005年11月27日
関西国際空港から飛行機に乗ってドイツに再び足を降ろしたのが9月23日。日本は秋分の日だった。学校は10月1日から開始だったが、9月24日に歯医者の予約を入れていたのでそれに合わせての帰国だった。おまけに劇場の合唱が自動的に更新され、次のオペラ、ヴェルディ作曲「ドン・カルロ」の練習も始まっていた。

前のゼメスターに卒論を提出し終えてるので、残す試験は歌の実技と先生としてのレッスンの試験と口頭による音楽知識の試験のみだった。歌の試験は他の試験よりも先に行われるので、レッスンにも気合がはいる。試験日は2003年11月5日である。

試験は一人で1時間のプログラムを組み(休憩も含める)、一般公開で行われる。そのプログラムも色々気を使わねばならなかった。広い時代にわたった曲組をせねばならず、リート、オラトリオ、オペラアリアなどを盛り込んだ、船盛りのようなご馳走を作らなければならないのだ。全て一人で歌わなければいけないという制限はなく、何曲かはデュエットなども入れた。

古いものは1600年代のヘンデル、新しいものはまだ生きているシュトックハウゼン(ドイツの作曲家)まで。言語はドイツ語、イタリア語、英語。もちろんドイツ語がほとんどで、あとは間に合わせって感じだったが。

プログラム決めは慎重に行われた。一般公開なのでお客も入るし、聴いてて楽しいプログラムにしないといけない。それもはやり評価のうちに入る。順番決めに一番頭を悩ませた。

はっきり言って当時のことはあまり覚えていない(っていうかいつもか・・・)。まぁ適当にこなしてそれなりに終わったのだろう。最高評価の1,0はもらえなかったが、1,3くらいはもらった。1箇所ひっくり返ったところがあったから・・・。

なぜ卒業試験のことをこんなに適当にしか覚えてないかと言うと、この3日後にとんでもないことがあったからだった。この時期は頑張っていたんだなーと思う。そしてお察しの通り、

つづく・・・!


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