その33 【目次決定編】

時期:2003年01月頃                                                   執筆日:2005年11月19日
皆さんは教科書を読むときにまず目次を目にすると思う。自分の探したい項目をみつけ、目的地に達するために。そして普通はすべてのものをわかりやすく、見つけやすくするために目次が存在するものと思い込んでいる。確かにそうだ。しかし本を書く場合はその作業が逆になる。目次を決めてからそれらをより深めていく。

これは意外に大変だった。その論文の内容を決定するため、慎重に且つわかりやすく、研究しやすく興味深いものでなければならなかった。

悩んで先生と何度も相談した挙句に、ついに完成した。


・序文

・1.  バイオグラフィー(伝記?)
・1.1 武満の音楽との出会い
・1.2 武満の師匠、清瀬ヤスジと「実験工房」の意味
・1.3 世界的作曲家としての活動
・1.4 病魔との闘い

・2.  友人との会話の中の武満
・2.1 武満と指揮者、小澤征爾
・2.2 武満と作曲家、ジョン・ケージ
・2.3 武満と作家、大江健三郎

・3.  美学と作品
     エッセイ「音、沈黙と測りあえるほどに」より
・3.1 武満にとっての沈黙と音の価値
・3.2 音楽に於ける日本の「間」の意味
・3.3 武満の音楽への取り組み方

・4.  武満と映画音楽
・4.1 映画音楽の話と武満の特別な思い入れ
・4.2 武満の独特な映画音楽への新たな試み
・4.3 映画音楽「はなれゴゼおりん」からの例

・5.  曲紹介「ノヴェンバー・ステップス」

・6.  概要

補足:

・1.  作品目録
・2.  参考資料
・2.1 本
・2.2 インターネット
・2.3 写真類
・2.4 音源
・3.  解説(あとがき)


ここまで読んでもらってわかると思うが、ここまで決定するのもかなり大変だった。まずは大きな章を4〜5つ決定し、さらにそれを細分化していく。

ちなみにこれはドイツ語をそのまま訳したものなので日本語で見ると変に感じるかもしれない。それにわからない漢字はひらがな、カタカナ、もしくは適当に書いてしまった。ご了承願いたい。

さてここまでできたら後は書くのみ!!ここからがラストスパートです!!

回想記初めての2回連続、

つづく・・・


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