その19 【初めてのレポート発表編】

時期:2002年01月30日頃                                        執筆日:2005年11月05日
手帳をパラパラめくってみる。お?なんか星印がついてる。なんだろう?「レポート発表」・・・・。そんなのもあった。しかも授業は心理学。そんなのできるわけない。

とりあえず内容はこの本の何ページから何ページまでを読んで、その内容とそれに付随する資料から自分で引用してみんなの前で発表しろというものだ。

まず最初にやったのは本を読むこと。当たり前。しかし、難しすぎる・・・。なんだこの動詞?そしてこの前置詞はどの意味だ?どこにこの文章はかかってるんだ?副文が多すぎて主文との繋がりがわかんない。。。

結果、3時間頑張って進んだのがページ3分の1くらいまでの最初の段。書いてあったのは導入。どーすりゃいいんですか?

もうどうしようもなくなってドイツ人に相談してみる。しかしドイツ人にしてみたってそんなの迷惑でしかなく、自分でとりあえず通して読んでみてどこがわからないかとかを聞くのならわかるが、全部がわからないのだ。そしてそれを説明されてもその説明がわからない。

とりあえずドイツ人に、最高に手抜きをして書いてもらい、それを訳すことから始めた。これならなんとか訳せる。3日くらいかかって全部を訳し、訳したそのままではわからないので(全部直訳してるので)、最初から文章が繋がるように意訳する。なるほど。

そして次にしたことはコレを俺が書いたという風にするために文法を少しデタラメにする。なんと汚いことか。いや、しかしだね、出来ないのだよ、これは実際。来てすぐのドイツ語習いたてのぼっちゃんがいきなりドイツ語の難しい本を読んで、しかも心理学で、それを要約というかレポートにまとめろなんて!だからきっと神も許してくれるはず。

レポート発表当日、先日ドイツ人に書いてもらったやつから手直しした紙を読み上げる。はっきり言ってドイツではレポート発表といっても紙から直接読み上げるなんてことは失礼なのだが、この際そんなことは言ってられない。なんとか読み終わる。合計15分。普通は最低でも30分はしないといけないのだが、どうにも限界。そして先生の方を見ると、多分バレてるヨ、俺がやったんじゃないってことが・・・。

とまぁこんな感じでドイツ初めてのレポート発表は気まずい雰囲気の中、幕を閉じたのでした。


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